開催校学長より

国際武道大学 学長 髙見 令英

 第24回学生トレーナーの集いが開催されますことを、心からお喜び申し上げますとともに、主催校である国際武道大学を代表して皆さんを歓迎いたします。

 また、新型コロナウイルス感染症が落ち着きを見せない中で、学生トレーナーの集いの開催に尽力されました多くの皆さんに敬意を評します。感染症の影響でいつものように集うことができない中で、オンライン開催となりましたが、実り多き交流の場となりますことを心から願っております。

 さて、この集いに参加されている皆さんは、日頃から「人を支える」という活動をなさっている方々です。

 本来であれば、昨年2020年には、オリンピック・パラリンピック東京大会が開催され、選手のみならず、彼らを支える皆さんも活躍の場であったはずです。しかしながら、オリンピック・パラリンピックは今年に延期され、現時点では今年の開催についても結論が出ていません。このような状況にあっても、皆さんは絶えず選手とともにあり、「人を支える」ということを、自らの使命として強い信念のもとに活動を続けている方々です。そのような活動を継続されている皆さんに敬意を評したいと思います。

 皆さんは、日頃から学生トレーナーとして、トップアスリートをはじめとする様々なカテゴリーの選手を支えながら、技術や技能を磨くための不断の努力を積み重ねられているわけです。技術・技能の向上は、もちろん大切なことです。このような活動をされている皆さんによく理解していただきたいのが、「人とのつながり」であり、このことが今回のテーマである「道」につながっていくのであろうと思います。

 手前味噌で申し訳ありませんが、国際武道大学のミッションステートメントは「道を知り、道を拓く」です。道を知るためには、人と人の繋がりが大切になります。そのためには、人と人との信頼関係が大切になります。しかし、信頼関係を構築するのは、言葉で言うほど簡単ではありません。一朝一夕に出来上がっていくものでもありません。まさしく、いま皆さんが一歩一歩、着実に歩む道が、未来への道につながり、積み重ねられた努力が、人と人との信頼関係を形作り、確固たる道が構築されていくことになります。

 これからも、信頼関係を築くための努力を怠ることなく、純粋な活動を続けていただくことが今回のテーマである「道〜過去から今、そして未来〜」を実現するものであると思います。

 オンライン開催となり、今までとは異なる開催方法とはなりますが、みなさんの初期の目的が達成されますことを祈念いたしまして、主催校の代表としての挨拶とさせていただきます。

2021年3月吉日

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